小児科専門医を目指す方へ - 目次

小児科専門医を目指す方へ

研修プログラム

プログラム修了後のキャリアプラン

膠原病・リウマチ性疾患

グループの魅力

発熱や倦怠感などの全身症状から関節や皮膚症状などの局所所見まで、全身を総合的に診ることができます。様々な診療科と一緒に臓器障害に対して治療を行いますが、ステロイドや免疫抑制薬などの従来の薬剤とともに、生物学的製剤などの先進的な新規薬剤も使用します。

急性期・慢性期において、身体所見や血液検査所見、画像所見などを総合的に評価し診断・治療・フォローする流れは、難しくもありやりがいのある領域です。通院治療を続けながらも成長し、成人として巣立っていく患者さんの姿を見届けられる嬉しさがあります。

専門研修の概要

  • 若年性特発性関節炎(JIA)や全身性エリテマトーデス(SLE)、若年性皮膚筋炎、高安動脈炎、自己炎症性疾患などの小児リウマチ性疾患に対する入院・外来診療を行います。
  • メチルプレドニゾロンパルス療法を含めたステロイド、各種免疫抑制薬、生物学的製剤などの薬物治療について習得します。

研究内容や診療における取り組み

  • 新規薬剤の治験や、全国多施設共同研究に参画しています。
  • 慢性疾患として、成人移行支援の視点も取り入れた診療を行っています。

主な学会

  • 日本リウマチ学会
  • 日本小児リウマチ学会
  • American College of Rheumatology
  • The European League Against Rheumatism

サブスペシャリティの専門医、認定医

日本小児科学会専門医取得後、日本リウマチ学会専門医を取得すると、日本小児科学会専門医資格を持つリウマチ専門医となります。